愛知県の知多半島に弘法大師が上陸して1200年余り。
知多半島に展開する知多四国八十八ヶ所霊場では、
弘法大師の教えに導かれて縁を結んだ98ヶ寺が、
巡拝のみなさんを365日、お待ち申し上げております。

「信仰・健康・観光」と3つの功をいただける知多四国霊場へ
巡礼の旅を始めてみませんか?

『知多四国巡礼』

■知多半島のお遍路は、本書から始まります!皆さん、そうなのです。

『知多四国巡礼 決定版地図ガイド』(改訂新装版)

さあ、今年も知多四国巡礼がいよいよ始まります! 
知多四国霊場は、すでに江戸時代の開創から210年以上を経ております。信仰・健康・観光と3つの功を頂ける歩き巡拝の楽しみ。

常春の知多半島では、菜の花や水仙が歩き巡拝の皆さまを迎えてくれます。弘法大師の信仰に触れながら、98ヶ寺を歩きとおしてみましょう。

1回の巡拝寺院の数は少しずつでもかまいません。何回にもわけて、ゆっくりゆっくり自分のペースで、季節を感じながら、こころ朗(ほが)らかに歩くのがコツです。

古い時代の面影をありのままに残す町並みや、丘を越えた向こうに広がる海のきらめきが、せわしない日常で疲れた心身をなぐさめてくれます。

知多半島には、地酒、醤油、たまり、味噌、食酢、阿久比米、知多牛、地鶏、三河湾と伊勢湾で獲れたての海産物のかずかず、素朴な和菓子の土産物…思わず立ち寄りたくなる食事処がいっぱいです。

 「信仰」「健康」「観光」という3つの功(こう)=功徳(くどく)を授かる知多四国霊場は、2018年で、開創210年を迎えました。ここで得たさまざまなご利益(りやく)を毎日の暮らしに活かし、穏やかなこころで毎日をお過ごし願います。

『知多四国巡礼 決定版地図ガイド』は、知多四国霊場会の公認ガイドブックです。

すべての寺院の由緒や歴史、巡拝のしきたり、巡拝コースの詳細、お参りの際に唱えるお経のすべて、知多半島の魅力ある観光地や催し物の紹介など、数百枚の写真入りで解説・案内され、これ1冊あれば巡拝で困ることはありません。198ページ・オールカラーの永久保存本です。

知多半島では、歩き巡礼の方々が増えてまいりました。海産物を味わう旅を兼ねたドライブ巡礼もこれからが楽しみです。

(左)丘の巡礼道〔大府市半月町〕
(右)第65番相持院〔常滑市〕

知多半島で200余年前からつづく「知多四国八十八ヶ所札所巡礼」。半島全域に点在する98ヶ寺(88寺の番号札所+7寺の番外札所+3寺の開山所)が、8宗11派という宗派の違いを超えて結束し、知多四国霊場会を組織して弘法大師の教えを守りつづけています。

(左)第71番大智院〔知多市〕
(右)第79番妙楽寺〔知多市〕にある
知多四国開山の亮山像と弘法大師像

年々ふえつづける知多四国霊場への巡拝者ですが、どこに魅力があるのか、とにかく一度行って体験してみたい…そんな声に存分にお応えできるのが、本書です。

2010年に初版を刊行して以来、巡礼の初心者のみならずベテランの方にも圧倒的なご支持をいただき、版を重ね、このたび、各寺院周辺地図もよりわかりやすく改良致しました。

伊勢湾・伊良湖水道・三河湾と三方の海へむかって丘陵がなだらかにつづく地形と、町並みのいたるところに昭和時代の路地や風景をのこす知多半島。昭和をしのぶ映像のロケ地にもなり、ここに住まう人びとの穏やかな心根に触れながら、お寺めぐりを進めていけば、いつのまにか知多半島のとりこになっていくことでしょう。

南知多町豊浜の古い巡礼道
南知多町山海の巡礼道
南知多町内海の内海橋
半田市亀崎町の巡礼道

古代から海産物や塩の生産で大きく栄え、温暖な気候にもめぐまれ豊かな暮らしを育んできた知多半島には、おのずとまろやかな人情風土ができあがりました。その土台の上に広がっているのが知多四国霊場の信仰の特色です。

飾らず、気負わず、あるがままの素朴な寺のたたずまい。納経所では気軽にお庫裡さんと世間話に花を咲かせ、春の巡礼シーズンには、寺庭の一角にはお接待の湯飲みや漬物が置いてあるお寺もあって、ホッとさせられます。なかには、珍しいお札やお守りも縁側に並べられ、門前には地場産の野菜や名物菓子を売る出店も目を楽しませてくれます。

(左)第2番極楽寺〔大府市〕
(右)第53番安養院〔美浜町〕
第42番天龍寺の門前で店を出す農家の人たち

京都や奈良の学問寺院の荘厳なたたずまいでは決して得られない、親しみのある仏教を感じることができるのが、知多四国霊場の大きな魅力です。わたしたちの心のなかにある仏とは、日常の喜怒哀楽と寄り添ってくれる「暮らしの伴走者」であるはずです。お遍路でよく耳にする「同行二人」という言葉は、たとえひとりで生きていても、必ずあなたの横には弘法大師さまが寄り添っていらっしゃいますよ…そういう意味です。

第62番洞雲寺でご住職と歓談する巡礼の人〔常滑市〕
美浜町豊丘をゆく巡礼者

本書を手に、総延長194㎞におよぶ「弘法道」をゆっくりと歩いてみてください。この土地でしか味わえない柔らかさが、きっとみなさまの心をほぐしてくれることでしょう。

  • 225点ものカラー写真で、目で見て楽しめる図版ガイドに!
  • 37ページにわたり巡礼道の完全ルート図を用意。このルート図を超える巡礼道ガイドは他にはなく、道に迷わせません。
  • 各寺院解説のなかにも寺院周辺地図を拡大して掲載。車での進入経路も矢印で示してあります。(カーナビが教える遠回りな間違ったルートに頼らずに行けます)
  • 知多四国霊場の歴史をわかりやすく丁寧に紹介します。
  • 知っておきたい参拝の基礎知識を網羅して詳述します。
  • 初心者にはうれしいお参りの手順も写真付きで一目瞭然です。
  • 挟み込み付録で「お経」もついてくるので、本書を持ったその日から、そのまますぐに巡礼を始められます。
  • 知多半島を6ブロックにわけ、エリアごとのトピックも多彩に紹介。巡拝しながらその土地の歴史と風土を味わう手引きになります。
  • ■健康ウォーキングには最適の道のりを体感するために
  • ■御朱印を集めながら信仰のスタンプラリーとして
  • ■自分でコースを区切って歩く計画立案のために
  • ■家族ハイクやドライブに巡礼道を組み込むために
  • ■知多産の旨いもの処を訪ねながらのお寺めぐりに
  • ■本四国を巡る前の自分だめしに
  • ■満願成就を祈る切実なお遍路のために

【価格】 本体1,600円+税=1,760円

※2019年10月1日に改定された消費税の新税率に従って、本書の税込定価も変わりました。上記値段は、10%消費税を含む価格です。

【体裁】 B5判/198ページ/オールカラー/ソフトカバー

【製本】持ち運びで酷使してもバラけない特殊バインディング

ただいま大好評発売中!

◎商品先渡しで、郵便振替でも銀行引き落としでもOKです。

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しみじみと好評!

■人を想えば街も恋しい。人を想わなければ街も寂れる…

『叙情都市名古屋』【木村一成写真集】

名古屋のかもしだす、この懐かしさは何なのか?
日本人が失くそうとしている朗らかな日常風景。
穏やかさでつながろうとする人びとの絆。
ものづくりを慈しむ職人気質が息づく街の情景・・・
名古屋に残された「日本のこころの原風景」に、
きっと虚をつかれることと思います。

(『叙情都市名古屋』より/名古屋市北区にて/撮影:木村一成)

■しみじみとした時間や人との出会いを求めて1年半。
名古屋中を探訪して撮りためた心づくしの風景から、96点を厳選して1冊の写真集に。

(『叙情都市名古屋』より/土間のある家・名古屋市西区/撮影:木村一成)

■人口226万人を数える大都会の名古屋…
開発著しいはずのこの街で、人恋しくも懐かしい風景を次から次へと発見してきた木村一成のカメラ。

(『叙情都市名古屋』より/名古屋市中村区にて/撮影:木村一成)

■東京とも、大阪とも、横浜や神戸ともちがう、飾らず繕わない無防備な心。頑是ないものへの親愛。
名古屋人が一度も誇ろうとしなかったこの「安気さ」。
こぼれた微苦笑の奥に、それが写っている。

(『叙情都市名古屋』より/安気な仲・名古屋市瑞穂区/撮影:木村一成)

■気取らず、口下手かもしれないけれど、みな一所懸命。
含羞をたたえる人びと、その顔が溶け込んだ街並み。
この険しい時代、何かの面影につつまれた叙情が胸の奥に沁みわたります。

(『叙情都市名古屋』より/矢田川孤影・名古屋市北区/撮影:木村一成)

【体裁】 A5判変形(210ミリ×200ミリ)/上製本/100頁 /オールカラー96作品収録

ありきたりのものではない、
いつまでも叙情が消えずに残る写真集。
忘れ得ない面影をここに永久保存。

定価2,598円(税込)

好評発売中!

(初版限定印刷のみですので、ご購入はお早めに)

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■新聞各紙の書評や読者からの声は、こちらでご覧下さい。

■12月7日付けで名古屋文化情報の発信サイト「TOPPY.NET」の“TOPPYのくびったけブログ”にて、本書が取り上げられました。本書のこころざしを的確に探り当てていただき、名古屋文化のもつ不思議な魅力をよく表現した写真集として、紹介されました。

■2011年11月16日、本書の印刷を無事終了。その様子を写真入りでレポート! こちらをクリック!

名古屋文化情報を発信する「TOPPYNET」で紹介いただいた記事はこちら。
本書でお伝えしたかったことが、さらにわかりやすく解説されています。

■撮影時の裏話などは左上の「叙情都市名古屋INFO」【1】~をクリックしてご覧ください。

■『叙情都市名古屋』を共同取材・編集した記者の内藤昌康による取材エピソードが、もうひとつの「ウラ叙情都市名古屋」として、続々と発表されています。写真集の取材背景を知る貴重なブログです。ぜひご覧になってください。

 

第1回「恋のセンチメンタルシティ」

第2回「恋のセンチメンタルシティ002」

第3回「恋のセンチメンタルシティ003」

第4回「恋のセンチメンタルシティ004」

第5回「恋のセンチメンタルシティ005」

第6回「恋のセンチメンタルシティ006」

第7回「恋のセンチメンタルシティ007」 

以下続々と増刊中!

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2,598円(税込)

96枚のカラー作品で表現された胸にじーんとくる写真集です。善き日本人の面影と懐かしい時間が、ここにはぎっしり詰まっています。1枚1枚の情景にあふれる人生への共感。名古屋の知られざる魅力を発掘した、写真家・木村一成の労作です。

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迷ったときは歩いてみる弘法大師の励ましの道を。人生の迷いを断ち切る貴重な体験を知多四国八十八ヶ所札所巡礼で実現するためのもっとも分かりやすい解説ガイドです。